Researcher Talk研究トーク
シンポジウム1日目(10月17日)は、最新の研究成果を各機構の研究者がわかりやすく紹介する「研究トーク」を行います
タイムテーブル
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11:00 - 12:10
研究トーク1-
開会挨拶
西谷 大
大学共同利用機関協議会会長/国立歴史民俗博物館 館長
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来賓挨拶
杉野 剛
文部科学省研究振興局長
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自然科学研究機構紹介
坂本 貴和子
自然科学研究機構 特任准教授
宇宙、エネルギー、物質、人、そして生命。これらの研究テーマが総じて「自然科学研究分野」という壮大な研究分野を構成しています。講演では、自然科学研究の最先端を牽引し、国際的かつ先端的な研究を推進する、我々自然科学研究機構の5つの研究機関(国立天文台,核融合科学研究所,基礎生物学研究所,生理学研究所,分子科学研究所)と4つのセンター(アストロバイオロジーセンター,国際連携研究センター,新分野創成センター,生命創成探究センター)を紹介します。
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地上の太陽の実現に向けて -核融合研究の現状-
小林 真
核融合科学研究所 ヘリカル研究部 装置工学・応用物理研究系 助教
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ヒドリドが拓く水素の可能性
竹入 史隆
分子科学研究所 助教
スイヘーリーベーでおなじみの水素。最も単純な元素に見える水素には、実はたくさんの謎があります。多くの物質の中では水素は正電荷を帯びたプロトン(H+)として存在していますが、負電荷を帯びたヒドリド(H–)となることもあります。このヒドリドを含むセラミックスが今、新しい機能性材料として注目を集めています。分子科学研究所でおこなわれている水素科学の最前線を紹介します。
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13:00 - 13:55
研究トーク2-
138億光年を加速器で旅する
幅 淳二
高エネルギー加速器研究機構 理事
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やわらかな物質を加速器で観る
瀬戸 秀紀
物質構造科学研究所 副所長
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ロボットによるWithコロナ時代の加速器実験
平木 雅彦
共通基盤研究施設 機械工学センター センター長
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14:10 - 15:05
研究トーク3-
人間文化研究機構の紹介
ロバート キャンベル
人間文化研究機構 副機構長/国文学研究資料館 館長
人間文化研究機構、機構を構成する6機関の紹介を行う。
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新型コロナウィルス(COVID-19)問題と気候変動問題
―「緑の回復」による同時解決へ―安成 哲三
総合地球環境学研究所 所長
人類活動に起因する「地球温暖化」は深刻な状況になりつつある。気候変動対策に関するパリ協定では、人類が生存可能な地球環境に抑えるため、2050 年までに世界全体のCO2 排出量をゼロにすることを目標にしているが、これまでの社会・経済活動を前提にする限り、達成は非常に難しい。一方で、今回の コロナ禍を受け、世界の多くの国で、感染の拡大防止のため、世界規模で人の移動と経済活動は大きくスローダウンした結果、増え続けてきた世界の CO2 排出量は、約3か月間で20%近くも減少した。今回のコロナ禍からの社会・経済の回復は、元の状態に戻すのではなく、半ば強制的に引き起こされた社会・経済の変化を契機として、より持続可能な新しい社会への転換へと飛躍できる「緑の回復(Green Recovery)」をめざすべきであろう。
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日本史のなかの疫病
磯田 道史
国際日本文化研究センター 研究部 准教授
日本の感染症史を語る。西暦300年頃から百年前のスペイン・インフルエンザまでの歴史を、治療側の「医者史」でなく、感染患者の視点を重視した「患者史」となるよう語りたい。近代以前から日本の疫病は東アジア諸国の国境を相互に超えている。研究には国際的な視野が欠かせない。感染症が社会に与える影響や「感染・隔離・自粛」などの観念が日本列島で、いかに展開したかを史料からスケッチする。コロナ禍を生きる我々のヒントになれば幸いである。
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15:20 - 16:15
研究トーク4-
情報・システム研究機構紹介
坂口 広志
情報・システム研究機構 理事・事務局長
情報・システム研究機構は、「情報とシステム」というユニークな視点をキーワードに、4つの研究所が集まって誕生した大学共同利用機関法人です。
当機構によく寄せられる3つの質問
「どんな研究をしているの?」「大学とどうちがうの?」「なぜひとつに集まったの?」
にお答えすることを通じて機構を紹介し、また展示の見どころをご案内します。
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意外と身近な “極値” の世界
志村 隆彰
統計数理研究所 数理・推論研究系 リスク解析戦略研究センター 准教授
大規模な自然災害は近年その頻度が多くなり、大きな社会問題になっています。こうした自然災害は何十年に一度の巨大地震や猛烈な台風といった、極端に規模の大きい事象によって引き起こされます。つまり、滅多に起こらない反面、その影響がとても大きい事象です。このような現象を、数理の面から扱うのが、極値理論、極値統計学と呼ばれる分野です。この講演では、“極値”に関わる事柄を身近な例を交えながら紹介します。
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医療ビッグデータを用いたAI画像解析研究
佐藤 真一
国立情報学研究所コンテンツ科学研究系 教授/医療ビッグデータ研究センター センター長
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16:30 - 17:00
研究トーク5 -
17:00 - 17:05
閉会挨拶-
閉会挨拶
喜連川 優
国立情報学研究所 所長
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研究トーク質疑応答
各トークセッションでは、チャットで質疑応答の時間を設けています。
当日は、Zoom Webinar、YouTube Live、LINE LIVE で配信しますが、質問をしたい方は Zoom Webinar でご参加ください。
当日の接続方法は、開催1週間前をめどに参加登録いただいたメールアドレスにお送りします。
講演資料について
本ページの講演資料は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
参加方法
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