大学共同利用機関法人とは
日本が世界に誇るトップレベルの研究機関
日本は、科学技術の振興によって国と人類社会の発展に貢献する「科学技術創造立国」を目指しています。
そのために必要なのは、世界最高水準の「学術研究」です。
学術研究は、真理の探究と文化の創造を目指して行われる知的創造活動であり、科学技術や産業、経済、教育、社会などの発展の基盤となるものです。
「大学共同利用機関」は、全国の大学の関連研究者(研究者コミュニティー)のニーズに応え、また、広く海外の研究者とも連携を図りながら、学術研究を推進する中核的研究拠点です。
大学共同利用機関法人パンフレット
大学共同利用機関の主な活動
最先端の研究領域では、実験・観測施設が大規模化、高度化して、個々の大学が単独で維持することが難しくなってきています。そこで、全国のユーザーの声を聞きながら大型の実験・観測施設や特殊な観測装置を開発あるいは資料センターを整備して、国内外の研究者が施設・装置を利用し効果的に先端的な共同研究ができるようにしています。
- 大型/ 特殊な実験・観測装置の共同利用
大型加速器や大型望遠鏡、大型プラズマ発生装置、南極地域観測基地などがあります。 - 資料やデータの収集・研究・公開
学術的に価値のある資料やデータを系統的、集中的に収集・管理・データベース化して公開しています。 - 最先端研究の研究成果の蓄積による知的財産の確立と提供
研究者の自由な発想を基に機関独自の最先端研究を進め、その成果を体系化しています。 - 大学院教育・高度な研究者の育成
大学院生を受け入れてその研究を支援するなど、次世代を担う人材育成に貢献しています。
総合研究大学院大学の基盤機関として、各機関の特色を生かした専攻を設置し、新しい時代を担う研究者養成を行っています。 - 研究交流の促進
国内はもちろん、広く海外の研究者たちとの交流の拠点となっています。