<IU-REAL関連事業>ROISクロストーク2022 ~IU-REALによる広がり・Network×Network~を開催しました

情報・システム研究機構では、これまで10年以上にわたり、「若手研究者クロストーク」を継続的に開催してきました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、2020年度からはオンラインでの開催となり、2021年度は若手に限らずベテランも含めた「ROIS若手+ベテラン異分野クロストーク」として実施、2022年度は一般社団法人大学共同利用研究教育アライアンス(IU-REAL)が創設したことに伴い、“~IU-REALによる広がり・Network×Network~”をキャッチフレーズに掲げ、2022年12月19日(月)に開催いたしました。

当日は、オンライン交流スペース(Spatial Chat)を用いて、21件のポスター発表やフリーディスカッションが行われ、4機構及び総研大からの参加者による様々な議論が展開されました。

開催後には、ベストポスター賞として、「分野間交流や融合研究の機会創出」という本企画のコンセプトを最も体現していたと考えられる発表を参加者の投票により選出しました。

その結果、下記の3名が選ばれ、2023年2月9日(木)に機構本部においてベストポスター賞授与式を開催いたしました。終始和やかな懇談の場となり、参加者からはクロストークの意義や期待について意見が交わされました。

〈ベストポスター賞受賞者〉

  • 藤井海斗 助教(国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系)
    「機械学習における近似的劣モジュラ性」
  • 藤戸尚子 特任助教(国立遺伝学研究所 人類遺伝研究室)
    「ヒトAPOBEC3遺伝子調節領域にかかる平衡選択からみるウイルス感染爆発の痕跡」
  • 大谷将士 助教(高エネルギー加速器研究機構 加速器研究施設)
    「小型ミューオン加速器による革新的イメージング技術の実現」

本企画を通して、ご自身の研究活動を広く知ってもらうとともに、より広い視野からの着想やネットワーク構築につながりましたら幸いです。

ベストポスター賞授与式の様子
(左から、藤井機構長、工藤戦略企画本部副本部長、大谷助教、藤井助教、藤戸特任助教)