世界トップレベルの研究機関で博士人材育成
総合研究大学院大学 [SOKENDAI]
SOKENDAIとは
総合研究大学院大学は、大学共同利用機関等の世界トップレベルの研究環境で研究者を育成する、大学院大学です。優れた研究拠点で教育を行い、次世代の研究者を養成することをコンセプトに、1988年に設立されました。 本学は、「高い専門性」と「広い視野」、そして「国際通用性」を教育目標に掲げています。大学共同利用機関等の高度で優れた環境での研究活動を通じて、高い専門性と国際通用性を修得するだけでなく、幅広い学問領域をカバーする本学の特色を活かし、専門分野を超えた視野を獲得することを目指しています。 本学を構成する6研究科のうち、文化科学、物理科学、高エネルギー加速器科学、複合科学、生命科学の5研究科は、4つの大学共同利用機関法人と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構が設置する、18の研究所等を基盤機関としています。先導科学研究科は、大学本部にあって、このような基盤機関を持たず、「進化学」と「科学と社会」に関する最先端の研究を行っています。
6研究科と基盤機関
総研大の特徴
総研大では、539名程度の学生が学んでいます。うち3割程度が、留学生です(2021年5月1日現在)。
総研大は、世界トップクラスの研究環境において、次世代の研究者を養成することをコンセプトに設立されました。そのため、修了生の多くは修了後研究機関へ就職します。
2019年度に取りまとめた「修了10年後の職種」調査結果では、2001年から2008年の修了者713名のうち、修了から10年後、約76%が、大学教員もしくは研究者として活躍しています。
SOKENDAIのこれから
本学は、2023年4月に、先端学術院先端学術専攻(仮称)20コース体制へ移行する検討を開始しました。
総合研究大学院大学は、大学共同利用機関等世界トップクラスの研究機関を基盤とする、大学院大学です。 世界最先端の研究拠点を教育の現場として、高い専門性を持った博士人材の育成を行ってきました。 一方で、刻々と変化する学術分野の動向や社会の要請を踏まえ、複合的・融合的な課題に取り組む研究者人材を育成していくには、高度に専門的な教育リソースを、分野を超えて柔軟に活用できる体制を構築する必要があります。 そのため、これまでの教育体制を見直し、20コース体制へ移行する検討を開始しました。 専門分野を超えて新たな地平を創造する、次代の研究者育成を目指します。